CUUSOO JAPAN BRAND

伝統の新しいカタチを空想しよう




CUUSOO JAPAN BRAND BLOG

伝統の新しいカタチを空想しよう。日本の匠と伝統について話そう。
CUUSOO JAPAN BRAND 終了のお知らせ

CUUSOO JAPAN BRAND は2009年3月31日をもちまして、終了となりました。
今後は、「伝統・技術から空想する」と名を改め、一部の伝統技術の提案募集ページを残した状態となります。

また、これまでにご投稿いただいた提案について、
商品化の可能性は、引き続き投票を募りながら継続されていきます。

今後も、ご提案・ご投票をどうぞよろしくお願いいたします。


JAPAN BRANDからのお知らせです。

JAPAN BRANDの採択プロジェクトの海外販路開拓を支援するため、日本商工会議所、全国商工会連合会が中心となって、米国・ニューヨークの「フェリシモデザインハウス」を会場に、海外展示会「JAPANブランド エキジビション in New York」を、来年1月25日〜2月7日まで開催します。
 会場では、本事業の紹介および30プロジェクトの製品展示を行うとともに、バイヤーとの商談フォロー、テスト販売を含めたマーケティング調査などを行います。
 また、1月25〜29日に開催される「ニューヨーク国際ギフトフェア」にJAPANブランドブースを設置し、同フェアとの連動による幅広い集客を図り、海外市場における各プロジェクトの販路開拓をサポートします。

日本の伝統技術は、ニューヨークの方々にどのように映るのでしょうか。
「日本を誇ろう。」というテーマをもとにCUUSOO JAPAN BRANDは皆さんからの意見、アイデアを募集していますが、もし海外の人だったら、こう使いたいのではないかという視点を持つと、また企画のバリエーションが増えるかもしれません。

様々な視点のアイデアをお待ちしています。
皆さんのアイデアが伝統になるかもしれません。

伝統技術の裏側 vol.11 土佐打刃物

 CUUSOO JAPAN BRAND に新しいテーマが増えました。
今回お伝えしたいのは、その中の高知県の土佐打刃物についてです。
 
もともと高知は、暖かく雨が多く、良木に恵まれるため、木材の産地でした。その木材の伐採に使われる刃物として、土佐打刃物は古くから用いられ、発展してきました。江戸時代に入り、土佐藩による農業、林業の改革に伴い、刃物の需要が大幅に伸び、品質や技術も向上しました。斧、鋸、鎌、包丁、鉈、鍬など、農業用、森林伐採用、建築用、料理用、アウトドア用まで多種多様の刃物を産みだしています。
 土佐打刃物は、まず、鋼や鉄を炉で熱し、鎚(つち)で打ちのばして形を作っていきます。その後、刃の部分を研ぎ製品にしていくのです。特徴的なのは、” 自由鍛造”という技法。金型などを使わず、手作業で一本一本造っていく鍛造法です。自由度が高いのでどのような物も少量から製作できます。つまり、純粋に新しい形の刃物をデザインすることが可能なのですね。
 たとえば、このくじらナイフ
「子供に鉛筆を削らせたいので、先の尖ってないナイフを作って欲しい」という声から、鍛冶職人 山下哲さんがマッコウクジラナイフのミニナイフを考案し、好評を得てシリーズ化されたものです。自由にたたいて自由な形にできる、というのは、デザイナーにとっても非常に魅力的ですよね。土佐打刃物ならではの特徴を生かして、今までなかった新しいデザインの刃物の提案をしてみてはいかがでしょうか?みなさんの提案をお待ちしております。

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伝統技術の裏側 vol.10 陶器のデザイン

 今回は、陶磁器などの老舗の食器メーカーが、現代的なデザインを取り入れて、ブランディングをしながら、産地復興を試みている現状をお伝えします。
 
 まずは、1594年創業し、以来約400年の歴史を持つ、オランダ最古の陶磁器メーカー、ロイヤル・ティヒラー・マッカム。1990年代よりオランダ人デザイナー達とマッカムが「コンテンポラリー・コレクション」を発表しています。毎年発表される新作の個性的なデザインの陶磁器は、デザイン界に衝撃を与えています。今年のミラノサローネでも、17世紀のデフルト焼きの花の塔を、再現し、個性的なデザインに仕上げた「塔プロジェクト」が高く評価されました。ちなみに前回紹介しましたが、参加デザイナーのヘラヨンギリウスは、最近では、日本のエナメル工芸安藤七宝店と一緒に七宝皿シリーズも手掛けています。
 
 日本では、瀬戸物で有名な瀬戸磁器の産地、瀬戸市で、100年以上もの歴史をもつ老舗の陶磁器メーカー、瀬戸製型に注目が集まっています。瀬戸製型は、もともと「型」を起こすところから手掛けるテーブルウエアメーカーであり、デザイナーにとっても自由なデザインが可能なことから、デザイナーとのコラボレートを続々と展開。NAGAEなどの新しいブランドをはじめ、最近では、ファッションブランド、ドレスキャンプとコラボレートしたテーブルウェアなど、伝統技術とファッションブランドのコラボレーションも始まっています。石川県の輪島食漆器も、デザインショップ、Kakitsubataのプロデュースにより、新しい輪島漆器が提案されています。能登半島地震により被害を受けた輪島塗産地の復興を目的としたこのプロジェクトは、ルイ・ヴィトンの定番であるモノグラム柄の輪島食漆器で、一躍注目を浴びました。それ以降も、日本の若手デザイナーが、輪島の特徴を生かした現代的な日本の伝統文化のカタチを生み出しています。http://www.wajimaxkakitsubata.com/index_j.html
 
 空想生活でも、小泉誠さんやnosignerさんを紹介していますが、産地に頻繁に足を運んで、地方発の新しいデザインを世界へ向けて発表するデザイナーが増えています。また、メーカー側も、技術だけではなく、売り方、見せ方などのブランディングを重要視し、産地衰退を食い止めるのではなく、積極的に世界に出て行く試みをはじめています。両者の試みが、結果として、国内外で高い評価を受ける形になっています。老舗ブランドの大々的な改革と、今まで見た事もない新しいデザインは、今後も注目していきたいところです。

伝統技術の裏側 vol.9 立体漉き和紙

今回は、11月19日から22日に行われたインテリアトレンドショー、JAPANTEX2008の模様の中から、谷口和紙さんの因州和紙の立体漉き和紙の製造過程についてお伝えしようと思います。
 紙漉の職人さんが簀桁を使って、ちゃぷちゃぷと平面の和紙を漉いている様子は有名ですが、立体漉きというのは一体どういうものなのか、伺ってみると、「平面状の簀桁がそのまま立体になったことを想像してください。」とのこと。つまり立体漉きは、三次元の型に紙漉を行い、紙が付着して乾燥した後に、型だけをとるという手法ということのようです。ここでも何回か取り上げていますが、立体漉き和紙といえば、喜多俊之さんが手掛けた「Aoya Washi Lamp」シリーズが有名で、ダンゴ形の独特の形もありますね。

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和紙を乾燥させた後、どうやって型を抜くのか、非常に疑問に思っている方も多いかと思いますが、企業秘密の為、お伝えができませんが、とても高度な技術が使われているそうです。このように立体漉き和紙は、型を作る現代の技術と、伝統の職人の紙漉の技が見事に合わさったものだと言えますね。
 また今回じっくりと拝見させていただいて驚いたのが、同じ球型の型を使っているのに、できあがってくる形が、それぞれ微妙に違っていること。ランプシェードの表面の蔭の部分もそれぞれ違ってくるため、とても個性的なのです。この個性が、職人さんの腕であり、そのときの環境に左右されるというのは、非常に面白い点の一つです。そういう意味で、工業製品で言われるような全く同じ形での”量産”はできないということですが、この一回きりの中で起ち現れてくる美しい形が、職人の技、まさに”匠の技”を感じます。
 型については、「この型で漉くことができるか。」というようにお問い合わせしていただければ、個別に相談に応じていただけるようです。ただ型そのものに、かなりの開発費がかかってしまうので、立体漉きの提案するときには、同じ形の和紙を使った様々なバリエーションのプロダクト、というような提案やプレゼンテーションをしてみては如何でしょうか?
ひき続き、因州和紙の提案をお待ちしております。
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また、因州和紙のカスタマイズページもオープンしました。
テーマは「ポチ袋」と「メモ帳」の二つです。
なじみの深い、この二つの製品を皆さんだったら、どういう製品がほしいと思いますか? 
ご意見をおまちしています。

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伝統・技術とは?
日本の各地にある、ものづくりの伝統技術や素材をもとに、新しい価値を創造することで、地域の経済を活性化していきたい。
つくり手とユーザーが直接コミュニケーションできる場をインターネット上に実現。みんなが「ほしい!」と思える「新しい伝統のカタチ」を、世の中に送り出していきたいと考えています。

日本の伝統を知ろう。

匠とはなそう。

伝統を知ろう。匠とはなそう。

ブログ形式のコミュニケーションスペース。
日本の各地の伝統的な技術・技能についてご紹介しながら、実際に匠の声も聞けます。

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