
出来上がってきました。
バケツは、割れがあるのは仕方がないですが、重量感があり、
木を活かしているものだと思います。
植木鉢も想像とおりの深さで、できれば色んな大きさのモノで
枝もの入れたりしたいですね。


梅津さん
こんにちは。
この度はご連絡いただきまして、ありがとうございました。
さっそく、木を探しに出かけました。
たくさんの大木をみると、なんか作りたくてウズウズしてきました。
今、丸太を生のまま、加工しています。
皮を剥いて、荒くハツって、こんなに大きいと旋盤廻すのも怖いくらいでした。
旋盤が小さいこともありますが、やってみなければ解らなかった、
貴重な体験をさせていただいております。
ここ数日で、木に対する心構えが変わったように思います。
生の木って、想像を絶する重量や力強さです。
改めて進捗をご報告しますね。
盛永省治
今回、バケツと植木鉢を制作するにあたり、
製造を誰にお願いしようかと考えた時、真っ先に顔が浮かんだのが、
盛永省治くんでした。
盛永くんは大工さんを経て、鹿児島の家具工場「Factory1202」で修業後、独立。
現在は鹿児島県日置市において、「Crate funiture service」という、
家具、木工品を制作する工房と、生活に関する美しいモノを紹介するショップを
運営しています。
盛永くんといえば、国内外にてウッドボウルが人気です。
その魅力といえば、いじりすぎずに素材感を大切にしているところ。
彼の作るものすべてに、彼自身の実直な正確を投影しるように思います。


以前、YARDで参加した合同展示会において、ブースが隣同士になりました。
そのときから、いつか一緒に、何かしたいと思っていたので、
今回の空想日記を機に連絡したところ、快く製造してくれました。
さっそくスケッチを送りました。
彼がどんな風に形にしてくれるか・・・楽しみです

以前より彼の物作りに対する姿勢をみてきましたので、
その誠実さを気に入っていました。
言葉の少ない性格がプラスに働いているのではないでしょうか。
独立した時から何を作り始めるだろうかと実はちょっと楽しみにしていたので
今回の制作を依頼できて本当は鹿児島へ行って作るところを
ずっと見ていたいくらいです。早く手元に届くのが楽しみです。
省治くんありがとう。

はじめまして。梅津収一と申します。
私はランドスケープデザイン事務所「YARD」を主宰し、
東京・千駄ヶ谷にて庭をテーマにした店舗を運営しています。
ランドスケープデザインとは、自然の恩恵を受けながら人として役割を全うし、
気持ちよく生きることのお手伝いをする。その暮らしの中に景観や機能を作り、
樹木(自然)と人との関係を改めて作り上げることだと考えています。
このたび、私が空想日記で考えたことは、
自然に戻せるバケツと植木鉢があったら・・・。
私がランドスケープデザインの仕事ができるのは、自然があるからこそ。
だからこそ日々木々や緑に触れながら、「土に返してあげたい」
という心構えは忘れないように心がけています。
そこで思いついたのが、間伐材や倒木をくり抜いて作ることです。

土に戻せるといえば、紙製やココナッツの鉢もありますが、
水はけの問題や長持ちしないという点を考えると、
木が一番かと(木が土に戻るのには少し時間がかかりますが)。
また間伐材や倒木であれば、あらたに木を伐採することもなく、
木を使うことができます。
木の温もりや柔らかさはたいへん魅力的、そして偉大です。
そこから学ぶものは日々あります。
木製製品の利点はたくさんありますが、子供にとっては触れていくうちに
想像力が育まれること。人間が持つ「感覚」を最大に活かして遊ぶことは、
脳の発達や教育の点でも有効であると思います。
また木はリラックスや殺菌などの効果も生みますから、家に置いてもよし、
やがて自然に返すもよし。そんなバケツや鉢を作ってみたいと思います。