今回のコンセントを象徴化する上で考えていた事は、
個人的に好きなPeloqoonのぬいぐるみを使えないか?という所でした。
Peloqoonの森川さんの作品は初めて見た時に可愛い部分と、
グロテスクな部分を共存させていて、それがとても印象的でした。
大人の、男の部屋にあってもおかしくない
(まあ、好き嫌いの趣味はありそうですが)雰囲気です。
今までも海外のユニクロやエイプの店舗デザインなどを手がけている片山正道さんや
シューズデザイナーの三原康裕さんとのコラボレーションなんかもやっていて、
個人的にも何か特別に作ってもらいたいと思っていましたので、
今回のプロジェクトでまず最初に森川さんを思いつきました。
打ち合わせをする前に、私が考えるイメージをラフスケッチに書いてみました。
もちろん森川さんはアーティストなので、こちらが描いたラフ通りにしてもらうのではなく、ラフを元にイマジネーションを膨らませてもらえればと思っています。
また、実際量産を考えた場合、帯電しない素材や発火などの問題も考慮し
難燃性の素材なども検討する必要があります。
今回はプロトタイプなのでとりあえずコードに接する部分だけ、難燃性の素材を
使ってもらう事で話をしました。
私がイメージしているアイテムは延長コードのベースステーションのようなものと、
マジックテープやゴム製で着脱可能な、既存のACコードやケーブルに
装飾できるものを数種類です。
森川さんの方から持ってきていただいたサンプルをもとに構造やキャラクター設定
などを打ち合わせしました。後は森川さんのクリエイティブ作業です。
どんなイマジネーションが広がるか楽しみです。
ネコがじゃれて感電しそうですが、見た目が面白いし、「これ実は延長コードなの」「えー!?」という、友達との会話にも活用できそう。
楽しみです。
まさに、それです!
多分、延長コードなんてもっとシンプルで使いやすいデザインも考える事が出来るんですが、こういった企画イベントが前提にあったので、個人的には「延長コードの存在を認識させて他のデザイナーやユーザーに問題意識に目を向けさせる」「コミュニケーションとしてのあり方」を考えていました。
私が考えているようにこんなぬいぐるみにしなくてもいいのですが、この展覧会で見た人にはコンセントの存在を意識してもらえると思います。そうしたら他のデザイナーが自分たちのアイデアで、もっと違うデザインを考え、実用化されバリエーションが多彩になるでしょうし。
あと、最初にも言いましたが、シンプルで整理するデザインは誰かにやってもらうとして、私の場合はあえて存在感を出すことによってコミュニケーションの機会をつくりたいと思っていたのです。
white audi a4
コードというと、どうしても「ホコリ」と切り離せないような・・・
ぬいぐるみにホコリがくっつくと、どうしようもなく汚く見えてしまいます。大丈夫でしょうか・・・?
ホコリは永遠のテーマでしょうね。
僕はメインのドック部分(キャラクター部分)はテーブルやデスクの上に置く事を考えています。
ぬいぐるみを飾るように、キャラクター化することでいつも見過ごしているコードに関心がいき、お掃除をこまめにするのではないでしょうか?
コードのホコリは発火原因にもなりますし、気づきによってお掃除をし、発火予防に繋がってくれるといいと思います。