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2008年の3月にサンフランシスコにいく機会があって、
前から楽しみにしていたバークレーにある「ACME BREAD」に行く事ができた。
1983年にオープンしたパン屋である。
同じくバークレーにある有名な食堂「CHEZ PANISSE」でパンを焼き続けていた
Steve Sullivanが始めたお店で、いろんな友人から行く事を勧められていた。
早朝から店の前には人がパンを買う為に並んでいた。
驚いたのはその並んでいる人々の多くが以前ここで購入した際に
パンが入っていたACME BREADの紙袋を持って来ているではないか。
そしてその袋に新しく焼き上がったバゲットやら美味しそうなパンを
詰めてもらっている。その風景があまりにも普通で、
でも自分にとってはそれがすごく印象に残った。
帰国後、自分のデスクの側にはACME BREADで手に入れた紙袋を飾ってある。
もちろんロゴのデザインや、紙の素材感もいいのだが、
やはりそこに並んでいる人々の気持ちよい行動が心に深く残った。

日本ではこんなことは有り得ないなと思いつつも、
でもこういう風景を日本でもできないかと考え、
ぼくは普段自分にとっての主食である「米」においてそれが可能ではないのか
と考えた。
そう、米袋―コメブクロ―普通スーパーではビニールにはいっているだけで
それに特別な気持ちをもって購入したりはしない。
でも自宅近くに古くからやっているであろう米屋を発見した。
自分の実家が肉屋と魚屋をやっていたので、
やはり専門の店で肉や魚を買う事の良さは分かっているつもりだ。
きっと米も米屋で買った方が気持ちいいし、
店の人のコミュニケーションもさらに楽しかろう。
だからぼくはこの空想生活で「コメブクロ」の提案をしたいと思う。
買いにいく事が楽しく、買って楽しく、食べる事も楽しみに
させてくれるようなコメブクロをつくってみたいと思う。

例えば、たためば普通の袋ですが、中にお米が入っている時だけど、ちょっと変わった形になったりすると、お米を買う瞬間も、持ち帰る時も楽しいですよね。お米って、細かいですから、ざらーっと入れると、中に行き渡るでしょうし。
どういう形状になってると、面白いのだろう、うーん。
パンパンになった時の表情が良いと、ついつい買いすぎちゃったり?
なるほどー! 入れた時のフォルムですね。それも楽しいですね。
ガラスの砂時計のように(笑)、なんてのも考えたりもしたんですよ。
米なのに時間も計れる。でもガラスは危険だし、アクリルやビニールなどのケミカルな素材はいまいちかなと。
タンブラーや水筒は持ってますが、米袋とは新鮮ですね!
日本人なのだから、お米の買い方も大切にしたいです。
そうなんですよ。日々食べる食材だからこそ気持ちよく買いにいきたくなるツールにしたいなと思うんです。常にトートバックに入れておけるような。
米袋、いいアイディアだと思います。
実際に家でもそのまま保存に使えるような容器にしてしまうってのはどうでしょうか?
袋というよりも箱のような感じで、そのまま置いてもおしゃれなもの。
しかも通気性がよくて、虫に強い。
理想を書きましたが、エコなコンセプトに賛成です!
ありがとうございます。箱好きなぼくはもちろんこの米袋の先も見据えていますよ!やはり保存用の米櫃も絶対重要なツールだと思います。今回はそれを分けて考えたいんです。箱ですとやはり5kgも入れてもらったりすると持ちづらいなと思ったり。エコに繋がるかは使う方次第だとは思うんですが、何より日常の行為をこういう発想(空想)で楽しくするのはいいことだあなって思うんです。
豆腐屋さんの笛の音が聞こえてきたら、
お鍋やボールで持って、外に駆け出したあの頃・・・。
このようなモノを買う時の所作や景色が失われている
今日において素晴らしいコンセプトだと思います!
そして米袋を持って「裏原」並に大行列!
ぜひ中原さんの米袋を我が家で、実家でも
使わせていただきたいです。
苦労をかけたおふくろに捧げる米袋。
森進一もビックリな米袋を楽しみにしています!
面白いコメントありがとうございます。
森進一に喜ばれるかは分かりませんが(笑)、米屋さんと買う側の間でのコミュニケーションツールにもなってくれるといいなあって思ってます。
リュックはどうでしょう?
おとなの5kgサイズと、こどもの2kgサイズ。
もちろん手に入れるのはお米屋さんで。
きちんとデザインされたものは、
やっぱり永く使われるのだと思います。
このパン屋さんの紙袋の話と、
いま日本で言われている「エコ」は、
根本的なストーリーが全く違いますよね。
「気持ちいい」ことに素直に、が好きです。
リュックいいですね。たしかに片手で持つと方が凝ったり落としやすかったりしますよね。僕の理想はこの袋だけ持って近所の米屋に行って、両手で大切そうにこの袋を持ち帰る姿です。もちろんサイズ展開はあったほうがいいと思っています。ご意見ありがとうございます。
両手で大切そうに持ち帰る姿、いいですね。
その温かいイメージと、抱えるという行為、
日本人に馴染みのある形、などを考えていたら、
ゆたんぽが思い浮かびました。
いつもトートには入れておけないけど。(笑)
木でできたゆたんぽ。
ちなみに今日5kgのお米を買ったのですが、
意識して抱えてみたら、赤ちゃんに似ていました。
近くにお米やさんがあって、店員さんが、私が持っている米袋を見た瞬間に「今日はどのお米にしましょうか?」と、すばやくコミュニケーションしてくれるのは、気持ちよさそうですね。
お米やさんって、なーんか入るのにハードル高いんだよな・・・
コメントありがとうございます。たしかに同注文していいかとか考えちゃますね。うちは実家が魚屋と肉屋をやっていたので分かるのですが、一度経験すると買う楽しさが理解できると思うのです。最初は米屋さんに驚かれそうですが、コーヒー豆を買いにいくような感じで行けるといいなあって思っています。
僕もコーヒー豆のスタイルが入り口になるのではないかと考えていました。
やなか珈琲のようなイメージです。
最初は、お米は重さがネックかなぁと思ったのですが、
実は現状の2キロや5キロにこだわる必要はなく、
今週の分だけ、さて今日のオススメは何ですか?
なんてやりとりを考えると、すごく楽しそうだなって思います。
そうですよね。あまり一度に沢山買うよりもこまめに買いにいく方がコーヒー豆や、パンのようでいいと思うんです。ですからサイズをいくつか作っておこうかと思います。昨年ロサンゼルスのフリーマーケットでrice bagとプリントされた紙袋を購入したのですが、それもコーヒー豆を入れてもらうのもと大きさは同じでした。まあ、日本人は主食なのでもう少し大きくてもいいかなと思います。
店員さんと相談して買えると楽しいですよね。
一般的に購入するより割高でも、コミュニケーションの分だけ得をした気持ちになったりして、不思議です。
購入時に人と関わることを大事にしていけば、おのずと買ったものも大事にできそうです。食べ物なら安心にもつながります。
売る方にしても、喜ぶ顔が見えるのは嬉しいことではないでしょうか。
生産現場が見えにくい時代だからこそ、大事にしたいです。
デザインが良くて、運びやすいことが基本です。
一般的な厚手のビニール袋だと、静電気が発生して、米粒が袋にひっついちゃうんですよね。
コメントありがとうございます。静電気たしかに気になりますね。
デザインと機能面の問題ですが、今回のこの米袋はどこを落としどころに
するかがテーマで、あまり機能的にいろんな付加的なパーツが増えると
見た目が良くなくなるのかなと。アメリカの(日本でも)日常的に使用する紙の茶袋ってぼくにはすごく魅力的なんです。そのシンプルな良さを
出せればなと。もちろん紙では破れたりしますね。