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▲革をつり込む(張る)作業に 必要な工具「ワニ」を利用し、職人さんが一枚の革を伸ばして靴の先端の立体を作っていきます。
(手作りの場合、まさに感覚的な職人技です)
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▲量産体制で革をつり込む機械「トーラスター」。
綺麗に靴の先端部分が形成されていきます。 |
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| ▲ラスト(木型)に被せ、上の機械にてつま先と靴底に丸みをもたらします |
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第6回目は、サイフやバッグ、椅子の張地などで身近な素材、“革”を加工する技術を紹介します。ヒントはイギリス・ロバーツ社製のアンティークラジオから。ボディーが革の様な布で覆われていて、樹脂や金属にはない質感を持っています。この革の持つ雰囲気でプロダクトをデザインできたら…。そこで、より身近な革製品である、革靴を作っている『セントラル(株)』を訪ねてみました。
靴を作るには、まず“ラスト”と呼ばれる木型が必要です。しかし木は伸縮があるので、今は樹脂製のものがほとんど。このラストから型紙をおこし、革を裁断。そのパーツを縫い合わせて立体を作っていきます。その後、ラストをはめて“つり込む”作業に移ります。“ワニ”と呼ばれるペンチを使って革を引張り、ラストに合わせてフォルムを整えていく作業です。革をつり込むことで、革靴の3次立体は作られていくわけです。
普段、セントラル(株)では“トーラスター”と呼ばれる機械を使ってつり込みをしていますが、サンプルなどはワニを使った手作業で作られています。そこで、このつり込みを応用して、商品に革を張ることが出来るのでは!?と思いつきました。靴の場合、型(ラスト)は最後に取り外しますが、プロダクトの場合はつり込んだままでOK。つまり、商品自体が型になるということです。
実験ではアダプターやマウス、イヤホンを革張りに。メンテナンスや摩耗などの課題を残すも、普段使い慣れている商品も、革の質感でガラッと変えられることが解りました。デザイナーの皆さん、この技術を使って、プロダクトをデザインしてみませんか?
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・様々な種類の革を自由自在に、まるで生き物のように伸ばしたり縫い込んだり貼り付けたりできる技術
・女性用のパンプスみたいに数十キロにも耐えれる様、革と本体を接着する技術
・靴の先のような立体的な形状を、一枚の革を切断せずに形成する技術 |
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▲靴底の厚い革をがんがん縫っていくミシンです。(出来上がりが右写真)
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▲右の写真が、今回革をつり込んで見た商品達です。革を張ることでかなりのイメージチェンジです。
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