空想マガジン
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革小物メーカー・ルボア株式会社 工場訪問レポート

空想生活に提案されてから約一年、ついに商品化を達成

smart wallet&Pocket bag

「財布型崩れをなくしたい」
「ちょっとお出かけするとき用にミニマムなバッグがほしい」。
最初は、そんな小さな空想から始まりました。しかし、空想生活にデザイン案が掲載されてから約一年を経たいま「smart wallet」「Pocket bag」という名の商品となり、すでに300名以上の方にご購入いただいているのです!

提案のスタートは、2007年4月に開催された「革小物」をテーマとした空想SCHOOL。JIDA(日本インダストリアルデザイナー協会)の学生会友委員会のメンバーが提案した15点の革小物のアイデアのうち、投票数の多かった4点が、革小物メーカー・ルボア株式会社にて、試作されました。そのうち30個の仮予約目標を、皆さまの応援に支えられ見事達成した、2点が商品化・発売されています。

さて今回は、「smart wallet」「Pocket bag」の製造・販売を行っている、ルボア株式会社の工場を訪問。その模様をレポートします!

120年の歴史を持つ革小物の産地、東かがわ市

工場の様子

ルボア株式会社の工場は香川県東かがわ市にあります。ここは、国内シェア95%を占める手袋の産地。120年前に製造技術が伝わって以来の歴史ある土地です。ルボア株式会社代表取締役・林周二さんに工場を案内いただきました。

工場の内部は、ほのかな革の匂いと共に、ダダダッ、ダダダッと、一定のリズムを刻むミシンの音が心地よく響いています。 「ひとつの製品は、約10名の職人が分業してつくっています。ミシンなどの機械を用いていますが、ほとんど手作りといってもいいくらいですね。」と、林さんは言います。 一つ一つの作業を丁寧解説していただきました。

制作プロセス1

1.裁断:クリッカーという機械に金属の型をはめ、プレスして革を裁断します。「Smart wallet」の金型を発見!!

制作プロセス2

2.厚み調整:革を専用の機械で削り、厚みを調節します。

制作プロセス3

3.版押し:ロゴを刻印します。商品化したアイテムに刻まれている "cuusoo.com"という文字の版がコレです。

制作プロセス4

4.縫製:職人さんが一つ一つミシンで縫って行きます。ルボア株式会社は、すべてのパーツを国内で製造しています。

最後に、革の切り口を着色するコバヌリという作業を経て、完成度を高めます。最終検品を行い、無事合格した商品は梱包されて行きます。
こうして商品は出来上がり、皆さんのお手元に発送です!

空想生活で商品開発をする魅力

「国内にある工場で、こうやって一つ一つ丁寧に作られている。そういう状況を実際に見ていただければ、商品に対する愛着の湧き方も変わってくるような気がします。空想生活では、商品開発の過程を、オープンに見ることができる。試作を繰り返し仕様が決定し、金型をつくり、革が裁断され、縫製され、商品となる。その過程を見ていただくことで、商品の魅力をよりお客様に感じてもらえるのではないかと、期待しています。」
と林さんは、空想生活とコラボレーションした感想を話してくださいました。

最近では、持前の技術力を活かし全国で活躍しているクリエイターとのコラボレーションに力を入れており、自社ブランド商品を今後増やしていきたいとのこと。
「デザイナーさんの要望に応えようと努力すると、こちらも勉強になります。ぜひこれまでにない新しい商品のアイデアがあれば、教えてほしいですね。」
ぜひ、今後もよい商品をつくっていきましょう!