女子美術大学 芸術学部
デザイン学科 プロダクトデザインコース
「卒業制作展 2009」
が、東京デザインセンターの地下2階で開催されていることを知り、
(ちなみにエレファントデザインは5階です)
3連休中にお邪魔してきました。
プロダクトデザインというと、
家具や電化製品などを思い浮かべがちですが、
女子美術大学というだけあって、
女性ならではの提案が並んでいました。
ここで、スタッフのオススメの2点をピックアップ!
Pick & Paste
半球上のカップに自由にトッピングをし、
パッケージングすることのできるケーキカップ。
ケーキは普通選んで買うことが基本ですが、自分でカスタマイズしながらの
ケーキはすごく楽しそうです。
MOCOMOUF
たたむと動物になるブランケット
白クマと、ゾウ、ヒツジの三種類あります。
本当はゾウを推したいところですが、
ヒツジのモコモコ感がかわく、あったかそうです。
他にも新鮮な提案がたくさんあり、
大学生活の集大成ともいえる提案に、魅了されてきました。
来年も展示が楽しみです。
そして、次回も東京デザインセンターで
開催してくれることの願うのでした。
(何といっても行きやすい!)
さて、今回はスカイラインGT-R史上、最も不評であったGT-R、
33型のご紹介です。
なぜ不評であったのかというのは、諸説あるのですが、
最も有力な説としては、ひたひたと聞こえてきた『不況』の
足音と、超絶人気モデルであった32型の後継機としては
パンチが弱かったのではないか?などと言われております。
さて、いわゆる車のデザインというのは、2モデルごとに
大幅な改修をするというのが定説(らしい)です。
ひとつのコンセプトを次のモデルでリファイン・昇華し、
その次のモデルで新しいコンセプトを発表、
更に次のモデルで、そのコンセプトをリファイン・・・
というようなサイクルで回っているらしいのですが、
スカイラインに限って言えば、30型31型32型33型と、
4つの世代のテイストが、あまりに変わっていないような
印象を受けます。そういう意味では、デザインに対する
失望感のようなモノもあったのでは?などと邪推したりしてしまいます。
(あくまで邪推です)
しかしながら、先代から引き継いだエンジンや、駆動制御システム等は
健在且つ改良され、このGT-Rに与えられたキャッチコピーは
「マイナス21秒ロマンス」。
なにがマイナス21秒かと言いますと、ドイツのニュルブルクリンク
サーキットにて、先代の32型GTRと比べて、33型は21秒速かったという
テスト結果に基づくものです。
「たった21秒・・・」
とはいえ、ルービックキューブの日本チャンピオンが
6面を10秒未満で揃えてしまう事を考えると・・・
33型がゴールしてから、2個のルービックキューブが面を揃え、
32型がゴールする。
驚異的な速さをイメージ出来ましたでしょうか?(スカイラインの)
性能は悪くなかったのに、不遇な現役時代を過ごした
この33型GTRですが、実は中古市場では意外な人気があるそうです。
性能的には向上していながら、不人気だったため、
極端な改造車や致命的な事故車が少ない、程度の良い中古車が
多い、というのが中古人気の理由(wikiに載ってました)で、
昔『ハコスカ』に憧れていた世代の方々が、手ごろで
程度の良い『GTR』を購入され、永く愛されるとか・・・。
技術に対する正当な評価が、生産終了してから追いついて来た
というのは非常に残念なのですが、中古市場で高い人気を
誇るモノというのは、最新のモノには無い「なにか」という魅力を
持っているのでしょう。勿論、状態であったり、コストパフォーマンスで
あったりという要素もあるのでしょうが、大量生産品に
愛情を抱かせることに、日本のモノつくりの進むべき回答の
ひとつがあるのかもしれません。
(メーカーさんとしては、現役時代に抱かせたかったのでしょうが…)
昨日、au 主催のイベント「Mobile in Forest Exhibition」のReception Party に行って来ました。
シボネプロデュースの新しいケータイの周辺グッズが提案されており、大勢の人がおとずれておりました。
「森の中」をコンセプトにしたインスタレーションは、草の匂いがして非常に心地よく、「まだ商品化するかどうか未定」という新アイテムも、これが空想生活なら、まちがいなく予約していたなあ、と思うものがありました。(僕がdocomo ユーザーという点で問題がないならば・・・笑)
その一部をご紹介すると・・・

空想生活にも提案してくださっているMicroWorks海山さんの作品は、充電器。
きれいなグリーンの充電器は、コードに「葉」がついており、それだけでも楽しくなるアイテム。ならば、充電されているケータイは、大地から栄養分を吸い上げて育つ「実」のようです。

こちらも非常にユニークな、ケイタイホルダー機能をもったコンセント。
nendoさんの作品です。
(実は、nendo のサトウオオキさんは、2002年に空想生活「室内」コンペで、グランプリを受賞しているという経歴があります。豆知識。)
Exhibition は、7月6日まで原宿にて開催されてますので、ぜひご興味のある方は、足を運んでみてください!
1990年代、バブルの時代を象徴する工業製品のひとつが、
このGTR。『ケンメリ』以来、16年間廃盤であった『GTR』という
スポーツグレードが、好景気の後押しと当時最高潮であった
日本の工業技術の裏づけで復活したのでした。
初のターボエンジンに四輪駆動、専用鍛造ホイール、
4WD制御システムなど、「これでもか!」という
豪華装備が重ねられており、まさに伝説の復活に相応しい
モデルです。
しかし、当時の熱き男たちを惹きつけてやまなかった
一番の魅力は、その美しいフォルムでした。
未だに色褪せを感じさせず、若い人からシニアまで、
多くのファンが居るほどで、20年以上前のデザインとは
思えません。
また、本当に「ちょっと」手を入れただけで、
パフォーマンスが格段に上がるので、オーナーの中でも、
たぎる血を持つ方々はこぞって改造に走り、
「チューニングブーム」と呼ばれる文化が花開いたそうです。
実際、私の後輩も学生時代に100万円くらい出して
中古を購入し、600万円ほどかけて手を入れているとか…。
先日も「フェラーリF50のブレーキシステムを入れました!」と
嬉々として報告してきたのですが、この調子でいくと
あと数年で別の国の車に生まれ変わりそうです。
「700万円あるんだったら、ポルシェでも買った方が
色々な意味で早(速)いんじゃない?」と思うのは、
彼に言わせると「蒙昧な愚民の思想」だそうです。
「600万円分の改造を、少しづつ施し、進化や維持を
楽しむことが出来ると考えれば、お金など惜しくない。
例えて言えば、自分の息子を育てているようなものだ。」
と、一晩熱く語ったM君… 君、早く結婚しなさい。
先日、日産の本社ギャラリーに寄ったところ、
歴代の日産スカイラインGTRが
陳列されておりました。
今回はそのうちのひとつである、3代目スカイライン、
いわゆる『ハコスカ』をご紹介します。
この古いだけに見えるスカイラインは、
実は現在でも根強い人気があり、未だに街中で
見たことある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
価格も、『GTR』になると現存する車両が少なく、
中古市場価格は700万円位からスタートです。
1000万オーバーのブツもザラです。
(発売当初の価格は150万円位とのこと。
昭和40年の 1万円は、今でいうところの4万円
だそうです:消費者物価指数参照)
性能的には、2000ccで160馬力最高速度200km/h、
アラウンドビューモニターどころかエアコンも無い、
現代では「ふ~ん」程度の性能ですが、
最早、美術品と言っても過言ではない価値の付き方。
また、土に還りかけている不動車でも、
レストア用のパーツとしての(安くない)商品価値が・・・。
余談ですが、800万円の値段がついた
エンジン(のみ)もあるそうです。
このように、生産終了を経て、未だ価値を放つ製品を、
日産自動車は比較的多く持っているような印象があります。
一度、サービスエリアでオーナーに話しかけたところ、
初対面にも関らず、非常に快く説明して頂いたことも
あります。
1000万円が惜しくない、1時間掛けて他人に説明できる。
それはオーナーとしての愛情であり、プロダクトと
人の美しいと言える関係ではないでしょうか?
数十年前の工業製品に一千数百万円を掛けてしまう
その愛情を、私自身としては理解に苦しむところがあったり
する訳ですが、しかしながらオーナーとスカイライン、
その両者の関係について、とても羨ましいと感じました。

今回は、『PORCHE DESIGN type 301』を取り上げさせて頂きます。
これ以上ないほどシンプルで、完成されたフォルムを誇る包丁です(主観)。
自分は今まで、これほどまでに美しい包丁を見たことがありません。
吉田金属の『GLOBAL』以降、ハンドル一体型のステンレスナイフが
様々なところから出ておりますが、
デザイン面ではポルシェデザインが一番特徴あると思います。
ハンドルから刃先まで、無駄なラインが一切存在しない、
流れるような流線型は、包丁界の『ポルシェ』に相応しい美しさ、
且つ『ポルシェ』に似合わない、お手頃な価格が嬉しいです。
素材は、医療用メスにも使用されている301スチール。
ハンドルと刃の一体型なので水分が残りにくく
衛生面でも非常に優れていると言えるでしょう。
そして肝心の使用感ですが、実はこれが非常に使い難い。
素材を切る前に、包丁を持つコブシがまな板に当たってしまい、
慣れるまでが辛い。
ユニバーサルではない。(スポーツカーは乗り手を選ぶ)
しかしながら、この美しいナイフをハンドリングしている
ポルシェユーザーとしての自分にはウットリです。(包丁ですが)
というわけで、立派なオブジェとしてキッチンに飾る、
異性の前で、道具にこだわる自分演出用ツール、というのが
正統な使い方かもしれませんが、意外に知られていない
このキッチンツール、是非一度手に取ってみて下さい。
(合羽橋でも、何件かに「・・・ポルシェ、ですか?」と言われました。
その道の方にも案外知られていない、隠れた名品なのです。)
卒業制作展の季節ですね。各地で開催されており、
学生の方々の斬新なCUUSOOが、初々しく輝いている感じが、
なんともいえず、心地よいひと時を与えてくれます。
今日は、多摩美術大学プロダクトデザイン専攻の卒業制作展に
いってきました。
これまで空想SCHOOL や
「電気自動車のある生活」をテーマに昨年の夏取り組んだ、
インターンシッププログラムにご参加いただいた学生の方々の
作品が展示されています。
まもなく大学を卒業し、就職してプロのデザイナーとしての道を
歩まれるのだと思います。
空想SCHOOL にご参加いただいたことが、何かのお役に立っていればと願っています。
そして、これからも空想生活をよろしくお願いします!
詳細はこちら:
多摩美術大学卒業制作展 2008年度
(プロダクトデザイン専攻の展示会は、3月9日(日)までです。お早めに。)
* *
そしてもうひとつ、展示会のご案内。
「くらしのスリッパ2008 東京」が始まりました。
これまで何かとお世話になっている、寺田尚樹(建築家・デザイナー)さん、
山崎 宏さん(プロダクトデザイナー)、村上 雄一郎さん(革製品デザイナー)
など、デザイナーのみなさんが参加されています。
こちらは、3/24(月)まで開催されてます。
僕も近いうちにお伺いします・・・

さて、今回の題材は車。フォルクスワーゲン ゴルフ type2です。
1.8Lエンジン、前輪駆動、ハッチバック、という非常にベーシックな
機能のみを有した、まさに『国民車』。
デザインは、先代のtype1が、『あの』ジウジアーロ。車からマカロニまでデザインしてしまう陽気なイタリアンオジサンです。
type2のデザインは、ワーゲン社内で行われたとの事ですが、
type1の流れを良い意味で踏襲しており、未だに根強いファンが多い車です。
後部座席+トランクの収納力、高いボディ剛性(しかも非常に錆びにくい)、シンプルで壊れにくいエンジン、そして取り回しやすいコンパクトな車体。
エレクトロニクス全盛の車にはない、使い易い、本当の機能がそこにあると思います。
飽きが来ない、不便を感じない、替える必要性がない。
つまり、それが普通であり、そこに普段があるという意味で、
これがある意味、プロダクトとしての車の解答ではないかと思います。
いくらハイブリットカーが「エコ」と言われていても、ハイブリットカーに
乗り換えるために、一台車を廃棄したら、それだけ環境に負荷が
掛かります。だったら、一台の車を長く、大切に使うのはどうでしょうか?
モノに対する愛情が、本当の意味でのエコであり、
作り手は、ユーザーに愛されるモノを作ることが、エコであると思います。
前回は韓国の雄SAMSUNGだったので、今回は日本の雄SONY。
特に、一番売れていると言われているデジカメ、Cyber-shotです。
Cyber-shot DSC-T9は2005年登場と、少しばかり時間が経っているのですが、個人的には時間の経過を感じさせないデザインと、スライドカバーを自然に配置したレイアウトが好きなので取り挙げさせていただきました。
特にこのスライドカバーは、デジカメの中でも好きな機能で、スイッチをONにするという機能を省略し、「レンズカバーを取る」という、銀塩カメラに近い動作に、デジカメを当て嵌めた偉大なデザインのひとつです。
また、軽量化とディスプレイの拡大、手振れ補正機能の大幅向上、そしてレンズをセンターからサイドに移動させることによって、デジカメとは、片手で手軽に撮るものだ、というスタイルを確立させました。
そんなこんなでCyber-shotもすっかり定番になり、αシリーズと併せてデジカメ市場の大きな一角を形成する存在になりました。この成功例を横目に、開発が噂されているAPPLEのデジカメがどのような製品になるのか、非常に楽しみです。

はじめまして。onoです。
スタブロアカウントを頂いて、さて何をやろうか?と思い巡らせていたのですが、やはり一応は(?)デザインの会社ということで、気になる様々なデザインをピックアップしていきたいと思います。
記念すべき初回は、サムスン709SC。非常に薄く、スタイリッシュなモバイル。
920SCの方がスタイリッシュという意見も周りにありますが、よりシンプルな902SCへの進化形態を見ているようで、また各部のオーバル要素とキーボード下部の出っ張りが、有機的な風合いを醸し出しており、非常に面白いです。
このキーボード下部の出っ張りですが、操作時に指に引っかかって本体をホールドしやすく、落としにくくしています。考えられていますね!(と思ったら、920SCでは無いみたい、出っ張り...)
少し前まで、テレビデオとか14インチの丸っこいテレビを作っていた会社とは思えないですね。
中東では、韓国製品ブームが起こっており、家電や車をサムスン・LG・ヒュンダイなどでそろえるのが、中流家庭で流行っているそうです。また、ドバイなどで次々と完成している、5つ6つ星ホテルには、サムスン・LGなどのフラットTVがあるとか・・・(ホントかどうかは知りませんが)
日本企業も負けてはいられませんな。
サムスンの家電は日本から撤退してしまいましたが、今後も楽しみなメーカーのひとつです。