先日の第一回『ハコスカ』に引き続き、
第二回目はC110型・通称『ケンメリ』。
『ケンメリ』は、このスカイラインのCMのキャッチコピー
「ケンとメリーのスカイライン」より取られた愛称です。
英語の教科書に登場しがちな名前ですが、
要は「彼(ケン)と彼女(メリー)」、「恋人たちの
デートカー」ということではないかと推測します。
(と思ったら実はそうだったみたい)
滑らかで美しい流線型と、攻撃的な前傾姿勢を
非常に巧みに融合させたファストバックデザインは、
アメリカ車のフォルムから流れを汲む当時の流行でした。
が、ケンメリスカイラインの真髄は
179台(くらい)しか製造されなかったGTRにあります。
これは当時設定された国内の排ガス規制に適応
できないということで、涙を飲んで生産中止に
なったためなのですが、それ故にかなりの
プレミアがついております。
私の両親が、この時代に青春を送ったらしく、
とある車のCMを観た母親が
「かっこよくない!ケンメリみたいな車が最近無いね!」
と憤慨していたのが非常に印象的でした。
(ちなみにウチの母は、TVでたまたまやっていたコーナー
「抱かれたい男ランキング」で、福山雅治が二位という
結果発表に「よし、よし」と頷くなど、最近息子の知らない
一面を次々と見せております)
「両親の憧れたスカイライン」という価値、
「ケンメリGTR」という伝説、
車が今とは全く異なる存在に在った時代の、
輝かしい象徴として、『スカイライン』という製品が
語られるのは凄い事だと思います。
(我々の時代だとwiiですかね?)