
先日、お休みをいただいて、パリに行ってきました。友人が所有するアパートに滞在したのですが、彼女いわくそこは「近代建築」。日本人の感覚からするとゆうに築30年は経過しているそのアパートは、決して「近代建築」とは思えません。しかし、周囲の建物は100年以上経っているものばかり。そもそも感覚が違うんでしょうね。
さて、その近代建築。エレベーターが2台あるのですが、なぜか1台しか動いておらず、もう1台は「工事中」。聞けば、以前は動いているほうのエレベーターの工事をしていたのだとか。1台工事していると、もう1台に負担がかかって、どうしても壊れやすくなり、交互に工事……冗談としか思えない、ホントの話なのだそうです。始末におえないのは負担がかかりすぎて、動いているほうの1台もときに故障し、13階の部屋に滞在していた私は、スーパーで買った重い食材を手に、階段をえっちらおっちら登るハメになったのでした。
とはいえ13階だけあって、苦労して登れば、そこにはエッフェル塔を目前にした素晴らしい眺望が開けています。パリの美しい、新旧が上手に同居した街並みを見ると、エレベーターが壊れるくらいは仕方ないか、と思うのでした。
(irikura)